今に始まったことではないが
カプチーノを仕上げていて 一番大変なのが 劣化の補修
自然劣化と 傷をつけてそこから始まる劣化と
劣化というのは錆→腐食のことだが・・・
傷は早いうちに まともなBP屋さんによる修理を施せば
後々大きな劣化とならないが
とりあえずの修理だと 数年してからが大変
今回サイドシルに錆が浮いてきていたので 修理をしようと塗装を剥離していたら
傷 凹みはそのまま パテ大盛修理
何とかパテを削り落としたが 20cm×15cmなんと厚みは1cm近い!
安く済まそうと思って パテ盛り修理をしたと思うが
パテ代の方が高くついたのでは・・・
あきれてしまうような加修個所はリセット
凹みはスライドハンマーで引っ張り出し
内側からはノックスドールを吹き込み錆止め
掌で表面を何度もなでながら 凹凸は叩いて成型
パテで小さな凹凸を整える
何度かの表面処理を繰り返し きれいに研ぎなおす
この時のパテは極少
サフェーサーで整えて
熱を加えて 塗装待ち
職人君には日常作業 工程や手順は知っているが
今回じっくり観察 私にこの作業は無理!
餅は餅屋ということで 感心・・・
2022年01月12日
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